非常事態宣言1948―在日朝鮮人を襲った闇

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000245081
  • NDC分類 376.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本が連合国軍による占領下にある1948年4月24日夜,神戸で,空前絶後の非常事態宣言が発令された.なぜ,神戸という場所で,民族教育を求めた在日朝鮮人を対象として,非常事態宣言が発令されたのか.日・米・朝鮮半島をめぐる冷戦構造のもと在日朝鮮人が抱えた困難を描く,

内容説明

日本が連合国軍による占領下にあった一九四八年。その年の四月二四日、深夜の神戸。突如として発令された、非常事態宣言―。なぜ、神戸という場所で、民族教育を求めた在日朝鮮人を対象として、非常事態宣言が発令されたのか。そのとき、何が起きていたのか。日本・米国・朝鮮半島をめぐる冷戦構造のもと在日朝鮮人が抱えた困難を描く、渾身のノンフィクション。

目次

はじめに―非常事態宣言発令を伝える号外
1 民族教育の歩み
2 米国の朝鮮政策と在日問題
3 「非常事態」へと至る阪神教育闘争
4 深夜の非常事態宣言発令
5 しばしの「和解」に向けて
6 なぜ神戸で非常事態宣言は発令されたのか―神戸と朝鮮を結ぶ点と線
おわりに―四・二四、六一周年記念集会

著者等紹介

金賛汀[キムチャンジョン]
1937年京都生まれ。ノンフィクション作家。朝鮮大学校卒業後、朝鮮総連系の雑誌記者を経て独立、主に在日朝鮮人問題、教育問題について執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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