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ハンセン病とともに 心の壁を超える

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  • サイズ B6判/ページ数 181,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000244404
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0036

内容説明

理不尽な隔離政策によってハンセン病患者の生きる権利を踏みにじってきた「らい予防法」廃止から一〇年、そして熊本地裁での劇的な国賠訴訟勝訴から五年の月日が過ぎた。ハンセン病問題はともすれば解決済み、と思われているかもしれない。しかし果たして社会は変わったのだろうか。ホテル宿泊拒否事件に見るように、長い年月の間に刷り込まれた偏見と差別は、いまだに根深い。また、無関心という心の覆いが、この問題と正面から向き合うことを妨げてはいないだろうか。そうした中、希望をもって「生きなおし」の道をさぐる回復者たちと、彼らに寄り添う隣人・若者たち、そして海外の患者や回復者を支援し、共に生きる絆を求める人々の姿を丹念に追う。国内最大の療養所・菊池恵楓園を中心に、現地ならではの血の通った取材をもとに綴られた感動の記録。

目次

序章 宿泊拒否事件
第1章 生きなおし(本名;社会復帰 ほか)
第2章 隣人として(若者たち;人権指導員 ほか)
第3章 つなぐ(回復者村;流行国 ほか)
終章 道すじ(社会は変わったか;医学者の責任を問う ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sanchai

1
再読。職場の勉強会でハンセン病と人権問題について話すことになり、改めて読み直してみた。ハンセン病国賠訴訟判決からアイスターホテル宿泊拒否事件と、2000年代以降の新たな展開と今後に向けた課題が整理されている。矯正隔離政策がなにゆえ放置されたのかについても、医師、宗教家、政治家、マスコミ、そして市民と、様々な立場から何をどうすべきだったのかが述べられている。年表なども添付されており、いい本だと改めて思う。2013/08/15

Sanchai

0
この本を読んで、ハンセン病問題でよく言われる「スティグマ(負の烙印)」というのが何か、非常によく理解できた。2009/07/21

さくらみかげ

0
レポート課題図書2011/05/04

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