幕藩領主の権力構造

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  • サイズ A5判/ページ数 506,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000244145
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C3021

出版社内容情報

将軍と大名,幕府と藩という両者の関係を主軸にして幕藩領主の権力構造を分析し,その特質を論ずる.「公儀」国家はいかに形成されたか.30数年来の関心の下に執筆されてきた論文の中から16本を選りすぐって編集.

内容説明

本書は、将軍と大名、幕府と藩という両者の関係を主軸として、幕藩領主の権力構造を分析しその特質を論じたものである。

目次

第1部 大名と将軍―幕藩関係論(豊臣体制と秋田氏の領国支配―幕藩権力成立の前提;幕藩体制初期の藩財政―譜代大名酒井氏小浜藩;幕藩制領主論 ほか)
第2部 幕府法令と藩(幕藩制前期の幕令―酒造制限令を素材に;元禄宝永期の幕令―「仰出之留」を素材に;江戸幕府寛文期の枡統制 ほか)
第3部 「公儀」国家(家綱政権論;幕藩権力分析についての覚書;幕藩官僚制論 ほか)