出版社内容情報
1945年8月,占領軍兵士が焦土と化した日本に見出したのは,敗者の卑屈や憎悪ではなく,改革への希望に満ちた民衆の姿であった.上からの革命に,敗北を抱きしめながら民衆が力強く呼応した奇跡的な「敗北の物語」を描く.ピュリッツァー賞受賞.
内容説明
一九四五年八月、焦土と化した日本に上陸した占領軍兵士がそこに見出したのは、驚くべきことに、敗者の卑屈や憎悪ではなく、平和な世界と改革への希望に満ちた民衆の姿であった。勝者による上からの革命に、敗北を抱きしめながら民衆が力強く呼応したこの奇蹟的な「敗北の物語」を、米国最高の歴史家が描く。二〇世紀の叙事詩。ピュリッツァー賞受賞。
目次
第1部 勝者と敗者(破壊された人生;天降る贈り物)
第2部 絶望を超えて(虚脱―疲労と絶望;敗北の文化;言葉の架け橋)
第3部 さまざまな革命(新植民地主義的革命;革命を抱きしめる;革命を実現する)
著者等紹介
ダワー,ジョン[Dower,John W.]
1938年生まれ。アマースト大学卒業後、ハーヴァード大学で博士号取得。現在マサチューセッツ工科大学教授。著書に、Empire and Aftermath:Yoshida Shigeru and the Japanese Experience,1878-1954〔吉田茂とその時代〕;War Without Mercy:Race and Power in the Pacific War,1986〔人種偏見〕;Japan in War and Peace:Selected Essays1995ほか多数ある
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