日本短編映像史―文化映画・教育映画・産業映画

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  • サイズ A5判/ページ数 544p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000242851
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

出版社内容情報

「短編映像」とは、上映や放送によって投資を回収することが期待できない「映画館の外の映画」の総称である。かつては「文化映画」「教育映画」「PR映画」「産業映画」などと呼ばれ、今では博覧会・展覧会・web用映像までを含む。従来の映画史では付録的にしか扱われなかった製作者たちの苦闘の歴史を俯瞰する決定版。

内容説明

「短編映像」とは、製作のための投資を上映や放送によって回収することが期待できない「映画館の外の映画」である。かつては「文化映画」「教育映画」「PR映画」「産業映画」などと呼ばれたが、今では博覧会・展覧会・ウェブ用映像までを含んだものの総称として使われる。本書は製作者の仕事に焦点を合わせ、プロダクションとプロデューサーたちが模索したビジネスモデルの変遷をたどる。多数の文献と図版を用いて俯瞰する決定版。

目次

第1章 教育映画・文化映画・ドキュメンタリー映画―十五年戦争の終わりまで
第2章 占領下の民主化と短編映像―文化映画から新しい教育映画へ
第3章 「教育映画」からの再出発―製作者の期待・教育界の見かた
第4章 新分野「産業映画」の盛衰―発注者と製作者の曖昧な関係
第5章 科学・民主主義・映像メディア―見えなくなる先端と日常の視線
第6章 「短編」を越えて―製作者たちの模索する未来

著者等紹介

吉原順平[ヨシハラジュンペイ]
1932年、東京に生まれる。1957年、早稲田大学第一文学部を卒業し、株式会社岩波映画製作所に入社。「岩波写真文庫」の編集、記録映画・産業映画・テレビ番組の企画・脚本を担当。企画室長、取締役を歴任し、1975年退社。株式会社イメージシステムを設立し、博覧会や展示施設の計画に従事。現在、フリーの映像プランナー。「映文連アワード」(映像文化製作者連盟主催)の審査委員などを務めている。2011年映画の日特別功労章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kozawa

0
とても面白く読んだけどこういうのを面白く読む人はマイノリティも過ぎるだろうな…。教育映画、文化映画、ドキュメンタリー映画から、TV時代などを経て一部はゼロ年代まで。本書の扱う以後、ウェブ中心の公開映像も増える中今後のことは正直私にはよくわからない。まぁでも戦後の日本の4万博のパビリオン映像やら、各種映像祭等の話題にも。産業界スポンサー映像の歴史など盛りだくさん2012/02/15

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