内容説明
木簡、古文書、金石文、遺跡・遺構―劇的に拡大した古代史史料を扱うための実践的教科書。
目次
序章 史料学の概念と目的
第1章 編纂物(聖徳太子の時代;文献史料からみた法隆寺の火災年代 ほか)
第2章 古文書(『訪書余録』所載の写経生試字;写経生試字紙背の食口案断簡―正倉院流出文書の一例 ほか)
第3章 木簡と銘識(木簡が語る古代の文化・生活;近年出土の飛鳥京と韓国の木簡 ほか)
第4章 文献史料と文物(東アジアの中の富本銭;元正天皇と赤漆文欟木厨子 ほか)
著者等紹介
東野治之[トウノハルユキ]
1946年生まれ。大阪市立大大学院修士課程修了。奈良国立文化財研究所文部技官、大阪大学教授などを経て、1999年から奈良大学文学部文化財学科教授
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