“内戦”の世界史

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000241816
  • NDC分類 209
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ハーヴァード大学教授による初の「内戦」の思想史.The Economistほか書評多数.待望の邦訳.解題:成田龍一

内容説明

「内戦」とは何なのか。何故これほどまで、我々を苛むのか。ハーヴァード大学歴史学部教授による、初の「内戦」の思想史。古代ローマ以来2000年の思索を辿り、我々の世界観に食い込んだ「内戦」の意味を明らかにする。歴史認識の転換を迫る、壮大な思想のグローバル・ヒストリー。The Economistなど書評多数。待望の邦訳。

目次

内戦との対峙
第1部 ローマからの道(内戦の発明―ローマの伝統;内戦の記憶―ローマ人の描く心象)
第2部 初期近代の岐路(野蛮な内戦―一七世紀;革命の時代の内戦―一八世紀)
第3部 今日への道(内戦の文明化―一九世紀;内戦の世界―二〇世紀)
結論 言葉の内戦

著者等紹介

アーミテイジ,デイヴィッド[アーミテイジ,デイヴィッド] [Armitage,David]
1965年、ストックポート(イングランド)生まれ。ケンブリッジ大学で博士号を取得。現在、ハーヴァード大学歴史学部教授。専門は、思想史、国際関係史

平田雅博[ヒラタマサヒロ]
1951年、青森県生まれ、東京大学文学部卒業。現在、青山学院大学文学部教授。専門は、イギリス帝国史

阪本浩[サカモトヒロシ]
1954年、宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程退学。青山学院大学文学部教授。同大学学長。専門は、古代ローマ史

細川道久[ホソカワミチヒサ]
1959年、岐阜県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学(博士)。現在、鹿児島大学法文学部教授。専門は、カナダ史、イギリス帝国史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ばたやん@かみがた

100
あっちゃ、これは…。てっきり古今東西の内戦を紐解いて行く戦史集くらいのイメージで捉えていたんですが、これは「内戦と言う概念」が主にヨーロッパにおいてどう捉えられ、変容し、今日的意味を持つ様になったかと言う〈思想史〉でした。もう、お呼びじゃないと言う雰囲気なんですが、「内戦の前1世紀」を経て成立したローマ帝国において同胞が争い合う戦を当時の歴史家や文人達がどう捉え、時に合理化していったかを述べていく所は引き込まれて行きます。(1/3) 2020/08/22

人生ゴルディアス

7
なんとなく当たり前のように思っていた「内戦」という概念について、ローマ時代の「シビル・ウォー」から初めて、歴史的な変遷と、それぞれの時代でどう問題になっていたのかを明らかにする。最初は、なんでこんな言葉遊びみたいなことをしているのかと思ったが、法律という明文化されたものによって対処しなければならない以上、定義できないと対応ができないのだと気づかされてから、問題の面倒くささと厄介さに気がつく。成功した内戦が革命、とか諦めが滲んでいるし、内戦と大規模な犯罪の違いは等々、法による統治って大変なんだなと感じた。2020/09/27

mike_sugino

5
図書館で借りて読了。本書は三部構成で、先ず共和制末期から約100年続いたローマの歴史とそこから生み出された史書や詩について。第二部は17世紀のイングランド内戦と18世紀のアメリカ独立戦争で、イングランド内戦の指導者達はローマ内戦の史書にインスパイアされていたとか。第三部は19世紀の南北戦争と現代における「内戦」の定義についてで、全体を通して歴史を切り取って見るのではなく、思想の流れとして捉えている点が斬新でしたね。著者は英国出身のハーヴァード大歴史学教授で、英帝国史とアメリカ独立戦争が専門で著書も多い。2020/03/31

takao

3
ふむ2024/01/14

sho

2
歴史上の内戦を記述するものではなく、思想史上の内戦という概念に関する論争を取り上げた書籍だった。それは、ローマ時代に確立され(てしまっ)た内戦という事象が、国家間の紛争と比べても定義することが困難であったため。アメリカ独立戦争と南北戦争の対比によって、内戦や分離、暴動、革命といった概念との識別が困難で、かつ政治的・論争的な意味合いを伴うということが分かった。それにしても、文量の1/3程度が脚注や解説というものすごい構成の本だった。2020/04/04

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