闘う商人 中内〓―ダイエーは何を目指したのか

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闘う商人 中内〓―ダイエーは何を目指したのか

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000241779
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

価格破壊、流通革命の旗を掲げて、日本一の流通業ダイエーをつくり上げた中内功。しかし頂点を極めながら、なぜダイエーは崩壊したのか。花森安治と中内功、二人のカリスマに仕えた著者が稀代の経営者の知られざる苦闘を描く。

内容説明

日本一の流通業・ダイエーをつくり上げた中内〓は、価格破壊、流通革命の旗を掲げて道を切り開き、這い上がってきた。しかし頂点を極めながら、なぜダイエーは崩壊したのか。暮しの手帖編集部から中内の秘書に転じ、花森安治と中内〓―戦後日本人の暮らしを大きく変えた2人のカリスマ―に仕えた著者が、哀惜を込めこの稀代の経営者の知られざる苦闘を描く。

目次

プロローグ 辞表
1 ジャングル、飢餓・闇市
2 日本型スーパーマーケット創業
3 規制との闘い、メーカーとの戦い
4 日本一の小売業
5 臨時教育審議会委員になって
6 気にかかること
7 流通科学大学
8 SKHとドーム球場と宴の後
9 日本型GMSの土台が崩れてゆく
10 諌言・辞表、そしてダイエー崩壊
エピローグ 旅のおわり

著者等紹介

小榑雅章[コグレマサアキ]
1937年生。1960年早稲田大学第一文学部卒。暮しの手帖社に入社。花森安治に師事。1984年ダイエーに入社。調査室長、取締役秘書室長、流通科学大常務理事兼事務局長、兵庫エフエムラジオ放送社長、ダイエー消費経済研究所代表取締役会長などを歴任。1997年関西大学大学院社会学研究科入学。社会学博士。向社会性研究所主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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nishiyan

11
長年、調査室長・秘書室長としてダイエーに勤務した著者による中内功の評伝。創業から中内功氏がダイエーを退任した末期に至るまで上手くまとめられている。興味深かったのは流通科学大学を巡る話。中内功氏の音頭で神戸に開学することになったのだが、運転資金不足と神戸市からの大学用地代金支払いを求められるなど、これまで秘書時代には経験することがなかった修羅場に巻き込まれていく姿が生々しく描かれている。そんな苦労して作った大学が著者がダイエーを去った後に中内親子を救うことになるのだから不思議なものである。2019/08/31

チェアー

11
拡大が善、という命題が下り坂でも修正できず、バブルと震災で完全にダムが崩壊したということか。やっぱりダイエーは中内さんの店であって、それ以上でもそれ以下でもなかった。自分の影響力を残さず、きれいに去ることは難しいと実感。企業の成功は、トップに嫌なことを直言できる人を大切にできるかどうかにかかってる。2018/08/04

スプリント

10
一代の傑物であることは異論はありませんが、多角経営がバブルの崩壊とともに破綻したところで経営の刷新を図るべきでしたね。創業者の世代交代は難しいものだと感じました。2018/06/11

gtn

9
戦時中、ジャングルの飢餓の中で、すき焼きを腹いっぱい食べたいという夢想。その延長上、庶民に値段を気にせず牛肉を食わせたいという哲学。尊いと思う。しかし、その哲学は不易ではなかった。戦争の辛酸をなめた中内にとって、飽食やブランドの時代が来るとは想像外だっただろう。2018/12/20

taco

5
戦中・戦後~高度経済成長~バブルとその崩壊、時代とともに歩み、体現してきた経営者です。偉大さだけでない、また綺麗事では済まされ無い、奥の深さにとても惹かれる経営者です。ただ、晩節は非常に残念でした。その時期に仕えた著者の生々しくも、愛情あるが上の、冷静な文章が印象に残ります。時代はかなり変わりました。寂しいですが、中内氏の伝記は、これを最後にしようかとも思いました。2018/04/30

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