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徳川政権下の大奥と奥女中

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  • サイズ A5判/ページ数 424p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000241489
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C3021

出版社内容情報

新史料の発掘や女性史・ジェンダー研究による刺激を受け新たな展開を見せる大奥・奥女中の研究。本書は、江戸城大奥、大名家の奥向、奥女中制度の相互連関に着目し、幕藩制システムにおける奥向の役割を総合的に論じる。

内容説明

大奥や奥女中に関する研究は、近年進んだ新史料の発掘や女性史・ジェンダー研究による刺激を受けて新しい展開を見せつつある。奥女中を中心にすえた奥向の研究を提起してきた著者が、江戸城大奥と大名家の奥向、さらに奥女中制度の相互の繋がりに着目し、奥向の機能と役割を幕藩制システムの中に位置づけて総合的に論じる。

目次

第1章 江戸城大奥と幕府女中(大奥の閉鎖性;将軍代替りにおける大奥女中の人事異動;将軍姫君と御付女中)
第2章 奥向と表向(儀礼における奥向の役割;家斉政権と家格の変動;幕末期の江戸城大奥と薩摩藩大奥)
第3章 大名家の奥向(大和郡山藩柳沢家;浜松藩・山形藩水野家;尾張徳川家)
第4章 奉公した女性たち(武家奉公の持つ意味;下級幕臣の娘の大奥奉公;八王子千人童心の娘の大奥方向;名主一族の娘の再勤)

著者等紹介

畑尚子[ハタヒサコ]
1961年生まれ。1985年國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻修了。日本近世史専攻。現在、東京都江戸東京博物館学芸員、國學院大學非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

35
歯ごたえがある本で夏バテでフラフラ中の身にはきつい読書だった。あとがきを読んだら博士論文だそうで、歯ごたえがあるのも当然だと思った。興味あるテーマだったからこそ読めた。次に大奥モノを読んだときにはきっとこの本で学んだ事が楽しさを倍増させてくれるだろう。2019/09/18

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