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出版社内容情報
トゥキュディデスの高名な『戦史』は同時にその難解さでも知られてきた.語彙や文構造の特徴を分析する本書の文体研究は,彼の執筆の企図と姿勢を探り,古代ギリシアのリテラシーをめぐる議論に一石を投ずる仮説を提示する.
目次
1 歴史家トゥキュディデスの文章―読みにくい理由(トゥキュディデスの「演説」の文体;‐sis名詞の用法;トゥキュディデスの長文について;重文Parataxisと複文Hypotaxis;‘Connective’garとDe;動機を表す分詞構文;主観を表す語;ディオニュシオスのトゥキュディデス批評)
2 「Histori ̄a=歴史」という概念の成立
3 聞く文と読む文(トゥキュディデスとアンティポンの比較;聞く文と読む文)
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