中国映画の熱狂的黄金期―改革開放時代における大衆文化のうねり

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000238762
  • NDC分類 778.222
  • Cコード C0074

出版社内容情報

文化大革命のトラウマと天安門事件のダメージを抱えつつ,高度経済成長に突き進む中国社会の数奇な変遷を,1980年代の映画に読み解く画期的論考.かの人々の姿は,戦後の日本民衆の映画熱に重なる.映画に何を求めたのか,何が描かれたのか? イデオロギーを超えた果てにみる人々の欲望とその代償について,膨大な一次資料から迫る.

内容説明

文化大革命のトラウマと天安門事件のダメージを抱えつつ、高度経済成長に突き進む中国社会の数奇な変遷を、一九八〇年代の映画に読み解く画期的論考。かの人々の姿は、戦後の日本民衆の映画熱に重なる。映画に何を求めたのか、何が描かれたのか?イデオロギーを超えた果てにみる人々の欲望とその代償について、膨大な一次資料から迫る。

目次

第1章 文革から〓(とう)小平時代へ―忌わしい記憶からの解放(忘却への欲望 トラウマの回帰―文化大革命の映画表象;〓(とう)小平時代の映画表象―改革開放と「改革映画」)
第2章 “外部”へのまなざし―限られた情報からのインスピレーション(踊る若者たち―民衆のダンス・ブームと「文化翻訳」;中国的ヌーヴェル・ヴァーグの到来―第四世代映画人による「文化翻訳」)
第3章 製作、流通、検閲―中国映画を支えるもの、妨げるもの(中国映画の製作、流通の歴史;映画検閲の仕組みと実態;レーティング・システムと「成人映画」)
第4章 スターの誕生―改革開放後における物神としての女優(時代の欲望の体現者―劉暁慶;異質性から同質性へ―ジョアン・チェン(陳沖))

著者等紹介

劉文兵[リュウブンペイ]
1967年中国山東省生まれ。東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士課程修了、博士(学術)。現在、映画専門大学院大学客員准教授、および東京大学大学院学術研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Tac

1
文革後から現代に至るまでの中国映画の変遷が分かりやすく解説されている良書。特に中国映画が世界に知られる直前の80年代には多くのページが割かれており、中国人著者ならではの視点が感じられる。検閲制度の実態が書かれた部分も面白かった。2023/03/22

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