闘うジャーナリストたち―国境なき記者団(ルポルテール・サン・フロンティエール)の挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 263,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000237628
  • NDC分類 070.16
  • Cコード C0031

内容説明

「国境なき記者団」は、「言論・報道の自由」を守るために、1985年フランスで設立されたジャーナリストによる団体です。世界中で弾圧・拘禁・殺害されたジャーナリストとその家族を救出・支援するとともに、各国のメディア規制の動きを常に監視し、警告を発しています。本書は、創設以来のメンバーで現在事務局長のロベール・ナメール氏が、自らの来歴を語りながら、この団体の20年近い活動を描いています。窮地のジャーナリストを救い、メディア規制の動きに敢然と立ち向かう「国境なき記者団」の「自由」を守る闘いが、いまこの本で明らかになります。

目次

第1章 教訓―タウフィック・ベン=ブリック事件
第2章 極左主義から人権主義へ
第3章 フランス・メディアの逸脱
第4章 つまずき
第5章 憎しみのメディア
第6章 果てしなき無関心
第7章 月明かりに、わが友ゾンゴよ
第8章 外交機密に対するメディア報道
第9章 報道の自由にとっての新たな敵

著者等紹介

メナール,ロベール[メナール,ロベール][M´enard,Robert]
1953年旧フランス領アルジェリア・オラン生まれ。ジャーナリスト。「国境なき記者団」事務局長。フランス・モンペリエ、ポール・ヴァレリー大学一般教育課程修了。南フランス・モンペリエを拠点とするフリー・ジャーナリストとして79年より『ル・プティ・ビトゥロワ』『ミディ・リーブル』『ル・クーリエ・エコノミック・デュ・ミディ』『ル・ヌーヴォー・スュッド』など各地方紙でペンをとる。83年に国営ラジオ局、ラジオ・フランス・エローに入局。政治ジャーナリストとしての取材活動のかたわら、85年に「国境なき記者団」を設立。90年より現職

大岡優一郎[オオオカユウイチロウ]
1966(昭和41)年東京生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒。NHKアナウンサーを経て、95年から96年までフランス・リヨン第3大学大学院留学。修士課程において国際政治学専攻。現在テレビ東京勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sasha

1
毎年「世界報道の自由ランキング」を発表している「国境なき記者団」の、創立からの20年の活動を綴っているんだが、活動内容自体がジャーナリストと言うよりも活動家って感じなんだよな。シーシェパードやグリーンピースと変わらないかも。本書が発行された後のことだが、北京オリンピックの聖火採火式の妨害なんかを見ていると違和感があるんだよな。表現することで勝負するのがジャーナリストじゃないのかな?う~ん、この団体は分からん。2013/10/13

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