内容説明
認知症介護には、メソッドが、そして根拠がある―。記憶や判断力の低下についての治療法は確立していないが、本人、そして介護者を苦しめる徘徊や暴力・暴言、不潔行動などの症状は、適切なケアによって改善できる。症状ではなく、その人自身に向き合い、ありのままを受け入れることで、傷ついた認知症の人の自尊感情は高まる。そして、尊厳を認めてくれた介護者に自分から近づいてきてくれるのだ。さまざまな感者と関わった経験から、手間と時間を減らすケアの方法や、施設の選び方などの具体的なアドバイスと共に、悩める家族、介護者に送るメッセージ。
目次
第1章 認知症を正しく理解するために
第2章 認知症の人との関わり方
第3章 悩める家族、介護者のために
第4章 介護の現場で奮闘する人のために
第5章 社会の中での介護の役割
第6章 福祉介護の仕事の喜びと奥深さ
第7章 介護の世界に飛び込んで
著者等紹介
里村佳子[サトムラヨシコ]
社会福祉法人呉ハレルヤ会呉ベタニアホーム統括施設長。法政大学大学院イノベーションマネジメント(MBA)卒業、広島国際大学臨床教授、前法政大学大学院客員教授、広島県認知症介護指導者、広島県精神医療審査会委員、呉市介護認定審査会委員。ケアハウス、デイサービス、サービス付高齢者住宅、小規模多機能ホーム、グループホーム、居宅介護事業所などの複数施設の担当理事。2017年10月に東京都杉並区の荻窪で訪問看護ステーション「ユアネーム」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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