水墨 創世記

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  • サイズ A5判/ページ数 257p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000237260
  • NDC分類 193.211
  • Cコード C0016

出版社内容情報

闇にさしこむ光を,水墨画の技法がとらえた.天地創造,土くれから立ち上がる人間,大洪水と破局からの再生のしるしである虹,そしてアブラハム,イサク,ヤコブと族長たちの神々……くりかえし,西洋絵画の題材となった原初の物語が,東方的な象徴図像の伝統に,見事に移し植えられた.墨と白紙と自然が織りなす,「歴史」のはじまり.

内容説明

司修の絵本「世界のはじまり」。水墨画の技法が、原初の光をとらえた。世界と人間の創造、大洪水、バベルの塔、ソドムとゴモラ…西欧の根源にある世界のイメージを、東方の象徴画の伝統に移し植える。水墨原画64点・絵文字20点。

目次

天地創造
エデンの園(その一)―最初の男女
エデンの園(その二)―破戒と追放
カインとアベル
カインの末裔
シェトの系譜
アダムの系譜
ネフィリム
洪水
祝福と契約〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寛生

30
【図書館】司修さんの息を呑むような美しい水墨画が、無意識のレベルで、読む〈私〉の想像力をかき立てる。様々な言語や訳で、永年にわたって創世記を読んできたが、この創世記を読んでいくと、全く新鮮な感覚が与えられたような思いだった。創世記のヤハウェは残酷であり、暴力的だな。そのヤハウェは寂しいんだろうな、とも思う。その神は「あまりにも人間的だ」ーなぜなら、その行為に後悔したりするから。アブラハムの〈歓待〉、彼のヤハウェとの対話。創世記は〈祈り〉の書なんじゃないかと思ったのは、今回が初めて。2013/12/19

淺野 昌規

1
お薦め。2011/12/18

kiriya shinichiro

0
司修さんのイメージが、聖書を読みやすくしてくれるかと思って手にとってみた。 訳文が読みやすい。解説もコンパクトでいいです。 おすすめできる本。2015/03/10

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