客人(ソンニム)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000237086
  • NDC分類 929.13
  • Cコード C0097

出版社内容情報

南北あわせて500万人が死んだ朝鮮戦争.東アジア冷戦の“血の幕開け”となったこの凄惨な戦いの中で起きていたのは,村人同士,隣人同士の血を血で洗う殺し合いだった.韓国最高の作家が描く告発と鎮魂のベストセラー小説.

内容説明

故郷への旅の途中で次々と現れる亡霊たち。彼らが呟くのは、半世紀前、朝鮮半島で起きた凄惨な戦争の生々しい姿である。それは南北米中の軍同士の戦いであっただけでなく、村人同士、隣人同士の血で血を洗う殺し合いでもあった―ピョンヤン、ニューヨーク、ベルリンで実在の人物に取材し、ソウルの獄中で構想した、衝撃の小説作品。

著者等紹介

黄〓暎[ファンソギョン]
現代韓国で最も人気の高い作家であり、民主化運動のリーダーのひとり。1943年「満州」に生まれ、1962年文壇にデビュー、1971年に発表した『客地』(邦訳岩波書店、1986年)で高い評価を得る。1989年に訪北。アメリカ、ドイツに亡命後、1993年、帰国。5年間の獄中生活を送り、1998年春に釈放された

鄭敬謨[チョンギョンモ]
1924年ソウル生まれ。慶応大学医学部を経て、1950年エモリ大学文理科大卒。朝鮮戦争勃発と同時に米国防省職員となり、その後韓国政府技術顧問。1970年来日。文筆活動に入る。1989年文益煥師とともに北を訪問
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Cazuo Tanaka

0
知らないことが沢山あった。朝鮮半島では、第2次世界大戦後、キリスト教とマルクス主義の戦いが現在の北朝鮮であったらしい。公式記録には無いと著者も書いているが、うーん、悲しい物語だった。2015/06/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/110518
  • ご注意事項

最近チェックした商品