出版社内容情報
実存主義に立つ「左翼」として独自の地歩を築いた著者が,多様な可能性を孕んだ戦後に,「自分自身に忠実であること」だけをテコとして突き進んだ若き日々を刻み込んだ自伝.雑ぱくでいて,どこか明るく輝きに満ちた戦後の東京の活気の中をゆく青春の歩みが,さまざまの興味深く思いがけないエピソードとともに鮮烈に描き出される.
実存主義に立つ「左翼」として独自の地歩を築いた著者が,多様な可能性を孕んだ戦後に,「自分自身に忠実であること」だけをテコとして突き進んだ若き日々を刻み込んだ自伝.雑ぱくでいて,どこか明るく輝きに満ちた戦後の東京の活気の中をゆく青春の歩みが,さまざまの興味深く思いがけないエピソードとともに鮮烈に描き出される.