出版社内容情報
崩れる家族の食卓、空回りする学校指導、教育力を欠落した社会──おとなたちの迷走はどこまで続くのか?人生のモデルを見失って自立を阻まれる子どもたち、そして自立を支えるべきおとなの使命について、「保健室のセンセー」が警鐘を発信する。
内容説明
長期化する思春期、崩れる家族の食卓、空回りする学校指導、教育力を失った社会―おとなたちの迷走はどこまで続くのか?「うちはパパ父」「母さんみたいな女になりたくない」「オヤジなんて、あいつはただの居候」人生のモデルを失って自立を阻まれる子どもたち、そして自立を支えるべきおとなの使命について、「保健室のセンセー」が警鐘を発信する。
目次
第1章 保健室の情景(思春期の蹉跌;思春期モラトリアム)
第2章 自立の大地が揺らぐ(食卓のない家庭;悩める学校 ほか)
第3章 脅かされる性と生(おとなと子どもの境界線はどこに?;性教育のネグレクト)
第4章 子どもたちとの創造(子どもの力;子どもたちから学ぶ ほか)
第5章 すべての子を主人公に(子どもと創る保健室;素敵なロールモデルに)
著者等紹介
金子由美子[カネコユミコ]
1956年名古屋市生まれ。埼玉県公立中学校養護教諭。“人間と性”教育研究協議会研究局長、「セクシュアリティ」副編集長、日本思春期学会評議員、エイズ予防啓発ボランティア団体「川口子どもネットワーク」世話人代表、「人権アクティビストの会」役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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