出版社内容情報
半世紀を越す設計活動と思索のすえに筆者が見出した、「空間・時間・建築」の哲学を伝える待望の思考集成。書き下ろし「変貌する建築家の生態」、モダニストの先人との対話、新国立競技場案を巡る一連の論考も収録。
内容説明
建築とは人間を知る旅でもある。半世紀をこえる創作と思索、その建築哲学の真骨頂。書き下ろし「変貌する建築家の生態」のほか、モダニストの先人I.M.ペイ、ルシオ・コスタとの対話、新国立競技場案をめぐる一連の論考など、次世代へのメッセージを綴った待望の論集。
目次
1 「漂うモダニズム」その後
2 モダニズム 回想と証言
3 出会い・記憶・旅―蒼生のころへ
4 東京 ヒューマンな都市づくり
5 新国立競技場問題が残した問い
6 新しいヒューマニズムの建築をめざして
著者等紹介
槇文彦[マキフミヒコ]
建築家。1928年東京都生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、ハーヴァード大学大学院デザイン学部修士課程修了。その後ワシントン大学、ハーヴァード大学、東京大学で教壇に立つ。現在、槇総合計画事務所代表。日本建築学会賞、高松宮殿下記念世界文化賞、プリツカー賞、AIA(アメリカ建築家協会)ゴールドメダルほか受賞多数。文化功労者(2013年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件