砂漠と文明―アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明論

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000230445
  • NDC分類 204
  • Cコード C0022

出版社内容情報

主な文明や世界的宗教は,過酷な砂漠に近い乾燥地域,とりわけ旧大陸の内陸乾燥地域で形成されてきた.砂漠こそ文明の形成地であり,ヨーロッパや日本などの湿潤多雨森林地帯の文明は,その辺境に形成された後発文明ではないか.30年におよぶ豊富な調査研究成果を基に,従来の文明史観を覆す新たな人類文明史観を提起する.

内容説明

主な文明や世界的宗教は、過酷な砂漠に近い乾燥地域、とりわけ旧大陸の内陸乾燥地域で形成されてきた。砂漠こそ文明の形成地であり、ヨーロッパや日本などの湿潤多雨森林地帯の文明は、その辺境に形成された後発文明ではないか。30年におよぶ豊富な調査研究成果を基に、従来の文明史観を覆す新たな人類文明史観を提起する。

目次

1 地球人類学への視座(「完全な人間(Man,Homme)」の思想と地球人類学的人間観
地球人類学の先駆者、和辻哲郎の風土文明論 ほか)
2 サハラ文明と黒アフリカ文明(モロッコ紀行―サハラ文明の一大拠点;サハラ文明―交易とオアシスの多部族文化 ほか)
3 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地域における人間生活の基本構造(アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明;地球上における乾燥地域の分布 ほか)
4 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明の四類型(牧畜パワーによって支えられたアフロ・ユーラシアのグローバル化運動;アフロ・ユーラシア内陸乾燥地域の生態学的四類型 ほか)
5 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明と人類史(人類の形成と乾燥地域―人間の二足歩行と地球環境の乾燥化;人類の地球上への拡散運動と乾燥地域 ほか)

著者等紹介

嶋田義仁[シマダヨシヒト]
1949年生。名古屋大学大学院文学研究科教授。文化人類学・地域研究・宗教学。京都大学文学研究科博士課程修了(宗教学専攻)、フランス社会科学高等研究院(E.H.E.S.S)博士課程修了(民族学専攻)、澁澤賞(1986)、NIRA政策研究・東畑賞(1998)、和辻哲郎文化賞(1999)、沙漠学会論文賞(2001)を受賞。静岡大学人文学部を経て2000年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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はじめ

1
乾燥地に行きたくなる。文明・文化を、近代西洋哲学に見られる「非西洋‐西洋」という一直線の発展ではなく、民族・言語・文化・経済etc...という空間の広がりで考える。様々な物の見方を学んだ。2015/01/25

みなぽん

0
言われてみれば人類の歴史は乾燥地域で始まっている!アフリカの昔の交易事情や主な家畜で分類した考察はなるほどと思った。地域を超えて比較した非常にスケールの大きい研究ですごかった。今までにない研究だ。あと参考資料の量が膨大で著者を尊敬した。2013/02/08

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