出版社内容情報
主な文明や世界的宗教は,過酷な砂漠に近い乾燥地域,とりわけ旧大陸の内陸乾燥地域で形成されてきた.砂漠こそ文明の形成地であり,ヨーロッパや日本などの湿潤多雨森林地帯の文明は,その辺境に形成された後発文明ではないか.30年におよぶ豊富な調査研究成果を基に,従来の文明史観を覆す新たな人類文明史観を提起する.
内容説明
主な文明や世界的宗教は、過酷な砂漠に近い乾燥地域、とりわけ旧大陸の内陸乾燥地域で形成されてきた。砂漠こそ文明の形成地であり、ヨーロッパや日本などの湿潤多雨森林地帯の文明は、その辺境に形成された後発文明ではないか。30年におよぶ豊富な調査研究成果を基に、従来の文明史観を覆す新たな人類文明史観を提起する。
目次
1 地球人類学への視座(「完全な人間(Man,Homme)」の思想と地球人類学的人間観
地球人類学の先駆者、和辻哲郎の風土文明論 ほか)
2 サハラ文明と黒アフリカ文明(モロッコ紀行―サハラ文明の一大拠点;サハラ文明―交易とオアシスの多部族文化 ほか)
3 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地域における人間生活の基本構造(アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明;地球上における乾燥地域の分布 ほか)
4 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明の四類型(牧畜パワーによって支えられたアフロ・ユーラシアのグローバル化運動;アフロ・ユーラシア内陸乾燥地域の生態学的四類型 ほか)
5 アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明と人類史(人類の形成と乾燥地域―人間の二足歩行と地球環境の乾燥化;人類の地球上への拡散運動と乾燥地域 ほか)
著者等紹介
嶋田義仁[シマダヨシヒト]
1949年生。名古屋大学大学院文学研究科教授。文化人類学・地域研究・宗教学。京都大学文学研究科博士課程修了(宗教学専攻)、フランス社会科学高等研究院(E.H.E.S.S)博士課程修了(民族学専攻)、澁澤賞(1986)、NIRA政策研究・東畑賞(1998)、和辻哲郎文化賞(1999)、沙漠学会論文賞(2001)を受賞。静岡大学人文学部を経て2000年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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