内容説明
一九四五年一〇月の結成から、四九年九月の団体等規正令による強制解散まで在日本朝鮮人連盟(朝連)の四年にわたる歴史と活動を原史料にもとづいて描きだす。生活擁護のための闘い、四・二四阪神教育闘争などの民族教育問題、祖国分断への反対、財産取得問題、多彩な文化活動、活動家・養成機関の実態などを明らかにする。戦後史・社会運動史の貴重な史料集。年表・索引を付す。図版多数。
目次
第1編 歴史編(在日本朝鮮人連盟(朝連)の結成
政治路線の確立
朝連の強制解散)
第2編 活動編(生活の諸問題;民族教育の諸相;祖国の分断に反対して;財産取得問題をめぐって;言論・出版文化活動;活動家・養成機関)
著者等紹介
呉圭祥[オギュサン]
1948年12月、神奈川県に生まれる。1971年3月、朝鮮大学校政治経済学部卒業。1971年4月~2004年6月、朝鮮大学校に勤務、その間教授、政治経済学部・経営学部で学部長を務める。現在、在日朝鮮人歴史研究所研究部長。専攻は政治学、在日朝鮮人運動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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