『こころ』異聞―書かれなかった遺言

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『こころ』異聞―書かれなかった遺言

  • 若松 英輔【著】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 岩波書店(2019/06発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000229678
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

日本近代小説の中でも、もっとも読まれている作品『こころ』ではあるが、人によって読み方はまったく異なるだろう。漱石がテキストの中にちりばめた様々なイメージを丹念に拾ってゆくと、思いもかけなかった謎が浮かび上がってくる。これまで誰も気がつかなかった、全く新しいテキストの読み解き。

目次

小説誕生前夜
沈黙する主人公
「私」は、いつ語り始めたのか
邂逅への衝動
墓石に刻まれた暗号
恐怖と畏怖
罪と恋
思想家の自信
「将来」を感じる
最初の手紙
先生の故郷
一点の燈火
〓の予告
兄の叱責
人生の暗示
亡き者からの促し
記憶を生きる
花と愛
聖なる愛
直覚の人
自分を破壊しつつ進む者
求道者の恋
道化の出現
取り違えられた覚悟
怠惰という裏切り
黒い光
空白の時間
生の誇り
庇護者の誤認

著者等紹介

若松英輔[ワカマツエイスケ]
1968年新潟県生まれ。批評家・随筆家。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。「越知保夫とその時代 求道の文学」にて三田文学新人賞、『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会、2015)にて西脇順三郎学術賞、『詩集 見えない涙』(亜紀書房、2017)にて詩歌文学館賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋、2017)にて角川財団学芸賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

誰もが知っているテキストの中の古今東西の様々なイメージを改めてつなぎ,「こころ」の謎を読み解く.

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