出版社内容情報
地球温暖化・気候変動の元凶は資本主義そのものだ。緊急かつ根本からの変革を『ショック・ドクトリン』の著者が提言。全2冊の上。
内容説明
許容される気温上昇「2℃未満」のドアは閉じる寸前、「ゼロの10年」が始まろうとする今、私たちは何をなすべきか。闘う相手は資本主義だ!『ショック・ドクトリン』で世界を驚愕させたジャーナリストによる、地球と人類の未来を語る上で必読の書。
目次
気候変動によってすべてが変わる
第1部 最悪のタイミング(右派は正しい―気候変動にはらまれた大変革のパワー;ホットマネー―自由市場原理主義はいかにして地球の温暖化を促進したか;民間から公共へ―新しい経済への移行を阻むイデオロギー的障害を克服する;計画と禁止―見えない手を叩き、運動を起こす;採取/搾取主義を超えて―内なる気候変動否定派と対峙する)
第2部 魔術的思考(根ではなく実―大企業と大規模環境保護団体の破滅的な一体化)
著者等紹介
クライン,ナオミ[クライン,ナオミ] [Klein,Naomi]
1970年、カナダ生まれのジャーナリスト、作家、活動家。デビュー作『ブランドなんか、いらない』は、企業中心のグローバリゼーションへの抵抗運動のマニフェストとして世界的ベストセラーになった。アメリカのイラク戦争後の「復興」に群がる企業の行動に注目したことがきっかけとなった大著『ショック・ドクトリン―惨事便乗型資本主義の正体を暴く』は、日本でも多くの読者に受け入れられた。『これがすべてを変える』を刊行後、2017年6月には、トランプ大統領の出現に黙ってはいられないとしてNo Is Not Enoughを緊急出版した
幾島幸子[イクシマサチコ]
翻訳家。1951年生まれ
荒井雅子[アライマサコ]
翻訳家。1960年生まれ。TUP(平和をめざす翻訳者たち)メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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TATA
壱萬弐仟縁
isao_key
Haruka Fukuhara
tsuneki526