これがすべてを変える―資本主義vs.気候変動〈上〉

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これがすべてを変える―資本主義vs.気候変動〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000229562
  • NDC分類 519
  • Cコード C0033

出版社内容情報

地球温暖化・気候変動の元凶は資本主義そのものだ。緊急かつ根本からの変革を『ショック・ドクトリン』の著者が提言。全2冊の上。

内容説明

許容される気温上昇「2℃未満」のドアは閉じる寸前、「ゼロの10年」が始まろうとする今、私たちは何をなすべきか。闘う相手は資本主義だ!『ショック・ドクトリン』で世界を驚愕させたジャーナリストによる、地球と人類の未来を語る上で必読の書。

目次

気候変動によってすべてが変わる
第1部 最悪のタイミング(右派は正しい―気候変動にはらまれた大変革のパワー;ホットマネー―自由市場原理主義はいかにして地球の温暖化を促進したか;民間から公共へ―新しい経済への移行を阻むイデオロギー的障害を克服する;計画と禁止―見えない手を叩き、運動を起こす;採取/搾取主義を超えて―内なる気候変動否定派と対峙する)
第2部 魔術的思考(根ではなく実―大企業と大規模環境保護団体の破滅的な一体化)

著者等紹介

クライン,ナオミ[クライン,ナオミ] [Klein,Naomi]
1970年、カナダ生まれのジャーナリスト、作家、活動家。デビュー作『ブランドなんか、いらない』は、企業中心のグローバリゼーションへの抵抗運動のマニフェストとして世界的ベストセラーになった。アメリカのイラク戦争後の「復興」に群がる企業の行動に注目したことがきっかけとなった大著『ショック・ドクトリン―惨事便乗型資本主義の正体を暴く』は、日本でも多くの読者に受け入れられた。『これがすべてを変える』を刊行後、2017年6月には、トランプ大統領の出現に黙ってはいられないとしてNo Is Not Enoughを緊急出版した

幾島幸子[イクシマサチコ]
翻訳家。1951年生まれ

荒井雅子[アライマサコ]
翻訳家。1960年生まれ。TUP(平和をめざす翻訳者たち)メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TATA

37
そもそも欧州ではこの手の気候変動に関する議論は非常に盛んです。これ以上の気候変動を抑制するために化石燃料の使用をすぐさま控えるべきとの論調。そして批判の矛先は世界に冠たるエネルギー企業へ。なぜパイプライン敷設を、オイルサンド開発をやめないのか、地球がどうなってもいいのかと。最後には資本主義、グローバリゼーションこそが元凶だと。論点は出尽くしたか、思うところは多いが、感想は下巻読了後に。2018/06/23

壱萬弐仟縁

36
2014年初出。思い出し、また忘れる。気候変動とはそういうもの。長く頭にとどめておくのは難しい(5頁)。暗い未来を食い止める悲惨さを大きく減じる方法はある。問題は、あらゆるものを変える必要があるということだ(6頁)。忘れないでほしいのは、気温上昇4℃である程度安定し、ティッピングポイント(天井知らずの急激な気温上昇)を超えないという、楽観的シナリオだ(18頁~)。大きく考え、深く行動し、思想の軸を、惑星地球の健康にとって最大の敵となった抑圧的な市場原理主義から遠く離れたところへ動かす(34頁)。2018/09/30

isao_key

14
『ショック・ドクトリン』を読んで以来、著者の緻密な論理と圧倒的な引用文献による論証に魅了される。前作に本作についての記述があり、翻訳を心待ちにしていた。本作では地球温暖化がテーマである。前作に比べると地味で背景も分かりにくいため思ったより読み進められなかったが、進めるうちに舌鋒鋭い批判と論調は本作も同様であった。特に環境保護団体でありながら企業と取引をしアトウォーター・プレーリーチキンを絶滅させてしまったTNCへの批判は厳しい。「実のところ、大部分の運動は利権と闘うどころか、一体化している」の言葉は重い。2018/02/07

Haruka Fukuhara

11
まったく説得力を感じないけど、これが優れたジャーナリストとされる人物の文章なのだろうか、、というか最近すごく寒いけど、結局地球が温暖化しているという命題、それが人為的なものだという命題、それが人類の存続に危機的な影響を及ぼすという命題、それを努力によって食い止めることが可能だという命題、これらのうちある程度の確度で証明されたものはいくつあるのだろう。2017/10/20

tsuneki526

10
地球温暖化の話となると証拠はどこにあるんだとか、太陽活動の結果これから寒冷化するんじゃないのかとかいろいろ言われるんですよね。だけど、温暖化の過程でどうなるかについてはかなり前に言われていたことであり、今のところ大体その通りの道筋をたどっているんですよね。その結果どうなるかについて憶測の域を出ていないのは、いまだ経験したことがないし、だから説得力のある証拠も出せないから。でも富豪たちが宇宙船に興味示したり、中国が月の開発に乗り出そうとしているのは道楽や暇つぶしではないんでしょうね、たぶん。2018/07/23

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