「この国のかたち」を考える

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「この国のかたち」を考える

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000229371
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0032

出版社内容情報

人に人柄があるように、国にも国柄がある。日本という国の「国柄」や「自己イメージ」について、日本人はこれまでどのように考えてきたか。憲法学、政治学、歴史学、社会学等、さまざまな分野の専門家が、憲法実践、戦争の記憶、戦後思想、テレビ広告、対米観などを手がかりに論じ、憲法とは、国家とは何かを考えるための素材を提供する。東京大学で行われた学術俯瞰講義から生まれたユニークな本。

内容説明

憲法を変えて「国のかたち」を変えよう、という議論が盛んです。しかし、そもそも日本という国の「国柄」や「自己イメージ」について、私たちはこれまでどのように考えてきたのでしょうか。憲法学、政治学、歴史学、社会学等、さまざまな分野の専門家が、憲法実践、戦後思想、戦争の記憶、広告などを取り上げて、憲法とは、国家とは何かを考えるための手掛かりを提供します。東京大学で行われた学術俯瞰講義から生まれたユニークな本。

目次

1 日本の思想と憲法―皇室制度をめぐって(苅部直)
2 戦争の記憶と国家の位置づけ(加藤陽子)
3 憲法は変えることができるか(葛西康徳)
4 広告化する戦後と自己像の再定義(吉見俊哉)
5 憲法の運用と「この国のかたち」(宍戸常寿)
6 戦後の平和思想と憲法(苅部直)
7 憲法学から見た国家―「この国」を守るとは、何を意味するか(長谷部恭男)

著者等紹介

長谷部恭男[ハセベヤスオ]
1956生。早稲田大学法学学術院教授、憲法学

葛西康徳[カサイヤスノリ]
1955生。東京大学文学部教授。西洋古典学

加藤陽子[カトウヨウコ]
1960生。東京大学文学部教授。日本近現代史

苅部直[カルベタダシ]
1965生。東京大学法学部教授。日本政治思想史

宍戸常寿[シシドジョウジ]
1974生。東京大学法学部教授。憲法学

吉見俊哉[ヨシミシュンヤ]
1957生。東京大学情報学環教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

23
國體;独訳Staatsgebildeで国家の形。英訳はthe fundamental character of Our Empire(5頁)。黒田覚(さとる)京大教授:天皇を巡る象徴的機能(20頁)。ディスカバー・ジャパンとかは、団塊世代 の若い頃の話だと思う(吉見俊哉教授)。団塊世代は我々アラフォーの非正規のなけなしのカネを せしめて生き延びているということを自覚してほしい。世代間格差の嫌がらせとしか思えない。 安倍政権の憲法解釈変更:深刻な問題を孕む。立憲主義を覆すため(205頁)。 2015/05/08

とよぽん

12
国名の日本って、いつからそう名乗っているのか?  ちらっとそんなことも思いながら読んだ。東京大学「学術俯瞰講義」の内容を本にまとめたもの。6人の教授が、それぞれの研究を通して講義をしている。戦争、憲法、日本という国の自国イメージなど、いろいろな角度から考えることができて興味深く読んだ。吉見俊哉先生、加藤陽子先生の講義が特に。また、最後の長谷部先生の講義は、強烈だった。2018/02/24

ペンギン伊予守

3
スタバが回転率上げるために冷房冷え冷えにして寒くしてすぐ帰らそうとしてるけど、自分にはただただ心地よい。 いい本です。2016/07/10

nagoyan

2
優。2018/12/10

takizawa

2
2013年度に行われた東大でのオムニバス講義をまとめたもの。憲法(統治)の副読本としても興味深く読めると思う。日本政治思想史の苅部先生の天皇論がとても面白く、もう一度憲法の勉強がしたくなった。葛西先生の西洋古典学の立場から見たノモス主権論も新鮮だった。政治の潮流とは一定の距離を保つ議論が多い中で長谷部先生だけはちょっと異色であった。2014/12/23

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