出版社内容情報
苦しいときに勇気を与えられた言葉、人生の岐路で指針となった言葉、心を揺さぶられた優しい言葉ー 各界で活躍中の個性豊かな52人が、「心に響いたひと言」を短編エッセイに綴った。人との出会い・ふれあいの素晴らしさを思い出させてくれる、温かさに満ちたエッセイ集。好評既刊『忘れられない、あのひと言』の続編。
内容説明
苦しいときに勇気を与えてくれた言葉、人生の岐路で指針となった言葉、さりげないけれどこころ揺さぶられた言葉―。いつまでも忘れられないひと言を、各界で活躍中の五二人がエッセイに綴りました。多彩な顔ぶれそのままに、選んだ言葉も実に個性豊か。それぞれに、感動的な人生ドラマが秘められています。折に触れ思い出されるあのひと言、そこに込められた優しさ、思いやり。読むほどに、こころ癒されるエッセイ集です。
目次
「それでは」(嵐山光三郎)
「父・藤沢周平の口癖」(遠藤展子)
「ダレだってアガりますよ」(泉麻人)
「サヤマさんにしか書けませんよ」(佐山一郎)
「闇の中の声」(赤瀬川原平)
「楽しくなくちゃ」(高見恭子)
「SOSは早めに出せ」(森永卓郎)
「私は無口です」(山藤章二)
「知るということはり」(高橋治)
「ありきたりでも温もりがある」(沢木耕太郎)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
19
つまみ読み。興味を感じた人だけ。山村紅葉さん2023/04/15
びすけっと
10
2010年2月刊。初出 日本サムスン広報誌「いい人に会う」。三浦しをんのエッセイをと思い手にした本。しをんさんに「あんた一人ぐらい食わせてあげるよ」といったのは、しをんさんのエッセイに出てくるあのお方なのかしら? さてこの本、52人もの方のこころの言葉が出てくるのですが、読む度にはっとする言葉が変わるのではないか、と思いながら読みました。もちろんこれだ!という不変のものもあろうと思います。「普通が一番」が口癖だったという父・藤沢周平さんのことを書いた遠藤展子さんの当たり前こそ難しいが身にしみます。2014/06/26
すいへい
6
興味ある人の分を抜粋しながら読む2021/11/12
こん
1
20211015流し読み
axel_680
1
坂東眞砂子と堤未果の章(アメリカでの体験談)が良かった。どちらも好きな人ではないので意外だが、アメリカ人の良いところを拾い上げて書いている。2012/01/20