出版社内容情報
夜更かしで元気のない子、テレビ漬けの子、無表情で笑わない子、すぐキレる子・・・・・。豊かなはずの日本で何が起きているのか。子育て中のライターが、こどもたちの体、心、生活の驚くべき実態=ライフハザードを追う迫真のルポ。
内容説明
豊かなはずのこの国で、いきいきとした日々の暮らしも、すくすくと育つための社会基盤も奪われ、心身の異変に苦しんでいるこどもたち。その生活破壊=ライフハザードの驚くべき実態を丹念な取材から明らかにし、再生の可能性を探る迫真のルポタージュ。
目次
序章 こどもに何が起きているのか
第1章 体温異常という危険信号
第2章 夜更かしの代償
第3章 「成人病」の魔手
第4章 悲しき食卓
第5章 ホモ・アトピンス
第6章 小一プロブレム
第7章 脳科学は警告する
第8章 ゆらぐ母子の絆
第9章 誰が遊びを奪ったか
第10章 テレビ漬けという虐待
終章 育ちを奪われたこどもたち
著者等紹介
滝井宏臣[タキイヒロオミ]
1958年東京生まれ。1982年、早稲田大学政経学部卒業。NHK社会部記者、国際協力活動を経て、1995年よりフリーのルポライター。文明と人間をテーマに取材活動を展開、雑誌『世界』『週刊文春』『現代』などでルポを発表している。2000年夏から一年間休業して、アトピーの息子のケアに勤しんだ
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