現代日本の労働経済 - 分析・理論・政策

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  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000227841
  • NDC分類 366.021
  • Cコード C0033

出版社内容情報

失業や不安定雇用といった現代日本が抱える労働問題の現状を,豊富なデータから多角的に描き出し,経済運営の抜本的な転換に向けた経済理論と政策論を構想する.「労働経済白書」の執筆を担ってきた著者が,主流派の市場経済学に代わる新たな労働経済論の枠組みをトータルに提示.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

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各国や地域の歴史性、社会性を基本に置いて、政治的に価値を創造する政治経済学(ⅶ頁)。解雇抑制する労使間の協調的取組を政策が支援するのが重要(20頁)。真っ当な指摘。労働生産性の上昇は賃上げの原資(53頁~)。非正規雇用者の技能形成進まず、付加価値創造能力は劣化。非正規多用は人材育成を蝕む(61頁)。日本的雇用慣行では、労働者間の格差縮小はあるが、失業者を加味すると格差拡大(157頁)の認識が必要。人口減少社会:投資機会飽和、大きな景気変動で労働者に負担(255頁)。 2015/03/12

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