内容説明
中国の急速な近代化は中国国内にどのような正負の影響をもたらし、経済大国化しつつある中国の台頭は世界にどのようなインパクトを与えるのか。環境・都市化・社会問題・官僚腐敗など、客観データに基づく現状の正確な情報と、二〇二〇年までの発展戦略のシナリオを簡潔明快に提示する。
目次
総論 中国台頭の意味
第1章 緑色発展と緑色台頭
第2章 発展の動力としての都市化
第3章 人間開発とソーシャル・ガバナンス
第4章 共産党の施政能力とクリーン政治体制
第5章 中国の台頭が世界に及ぼすインパクト
第6章 中国近代化の道―回顧と展望
著者等紹介
胡鞍鋼[コアンコウ]
中国科学院精華大学国情研究センター主任。精華大学公共管理学院教授。工学博士。1991‐92年エール大学経済学部研究員。中国政治経済論
王京濱[オウケイヒン]
中国山東大学日本語学科卒。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。同大インテリジェント・モデリング・ラボラトリー、社会科学研究所研究員の後、大阪産業大学経済学部准教授。中国経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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