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出版社内容情報
丸山真男・吉本隆明から松下幸之助まで,戦後を形作った「現実の思想」に肉迫する,同時代思想史の試み.生活世界に立脚した独自の思想史を模索し続けてきた著者が,戦後思想を批判的に総括し,歴史学の可能性を展望する.
内容説明
生活世界に足場を置いた独自の思想史を模索し続けてきた著者が、新国家主義的風潮が強まる現在の日本社会に対峙するなかで、戦後思想を批判的に総括、明解な見取り図を描くとともに、歴史学の課題と可能性を展望する。丸山真男・吉本隆明から松下幸之助まで、戦後を形作った「現実の思想」に肉迫する、同時代思想史の試み。
目次
1 思想と状況(現代日本の思想状況;戦後思想史のなかの「民衆」と「大衆」;天皇制批判の展開―講座派・丸山学派・戦後歴史学)
2 方法への架橋(表象と意味の歴史学;丸山思想史学と思惟様式論;二〇世紀日本をどうとらえるか)
著者等紹介
安丸良夫[ヤスマルヨシオ]
1934年、富山県に生まれる。京都大学大学院国史学専攻博士課程修了。一橋大学名誉教授。日本思想史専攻
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感想・レビュー
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