出版社内容情報
変化著しい現代で教育の営みをどう位置づけるべきか.アメリカの過去の教育改革に学びつつトピックは文学,心理学,科学,文化人類学等を横断して尽きない.ロングセラー『教育の過程』の著者が贈る新時代の教育へのメッセージ.
内容説明
変化いちじるしい現代に、教育の営みはどう位置づけられるのか。認知研究によって立つ教授理論の建設など半世紀以上にわたる探究を通して到達したブルーナーの心理学と、それにもとづく教育観を示した本書は、心理学や教育学は言うに及ばず、トピックは生物学、科学史、言語学、人類学、歴史学など広大な領域を横断して尽きない。文化心理学と現実の教育を架橋しつつ「相互学習文化」の重要性を訴えた、未来の教育へのメッセージともいえる一冊。
目次
第1章 文化・心・教育
第2章 フォークペダゴジー
第3章 教育の目的の複綜性
第4章 現在、過去、可能態を教えること
第5章 他者の心を理解することと説明すること
第6章 科学のナラティヴ
第7章 現実のナラティヴ的解釈
第8章 行為としての知
第9章 心理学の来るべき章
著者等紹介
ブルーナー,J.S.[ブルーナー,J.S.][Bruner,Jerome S.]
1915年生。ハーヴァード大学で博士号取得後、ハーヴァード大学、オックスフォード大学、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで教鞭を執る。現在ニューヨーク大学教授。心理学
岡本夏木[オカモトナツキ]
1926年生。京都大学文学部哲学科卒。元京都女子大学文学部教授。発達心理学
池上貴美子[イケガミキミコ]
1948年生。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。金沢大学教育学部教授。発達心理学
岡村佳子[オカムラヨシコ]
1945年生。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。浜松短期大学非常勤講師(2004年4月より十文字学園女子大学人間生活部教授)。発達心理学
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感想・レビュー
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