出版社内容情報
現実との格闘から紡ぎだされたデリダの哲学は,明日の世界に何を語るのか.自由や死刑という最もアクチュアルな9つのテーマをめぐって繰り広げられるダイアローグ.明日への,あるべき思考の可能性が鮮やかに浮かび上がる.
★本書は『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』にエントリーされています。
内容説明
二〇世紀後半を代表する哲学者デリダ―現実との格闘から紡ぎだされたその哲学は、明日の世界になにを語るのか。フランスを代表する精神分析家ルディネスコを相手に、現在もっともアクチュアルな九つのテーマをめぐって繰り広げられるダイアローグ。明日の世界のための、あるべき思考の可能性が鮮やかに浮かび上がる。
目次
1 みずからの遺産を選択すること
2 差異の政治
3 秩序化されない家族
4 予測不可能な自由
5 動物たちへの暴力
6 “革命”の精神
7 来たるべき反ユダヤ主義について
8 死刑
9 精神分析礼賛
著者等紹介
デリダ,ジャック[デリダ,ジャック][Derrida,Jacques]
1930年、アルジェリア生まれ。フランスの哲学・思想家
ルディネスコ,エリザベート[ルディネスコ,エリザベート][Roudinesco,Elisabeth]
1944年、パリ生まれ。83年、精神医学と精神分析史国際協会の設立メンバーとなり、現在は副会長を務める
藤本一勇[フジモトカズイサ]
1966年生まれ。早稲田大学第一文学部講師。フランス哲学専攻
金沢忠信[カナザワタダノブ]
1970年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程在学
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