内容説明
徹底した情報公開、活性化する県議会、大型ハコモノ事業の中止と画期的な予算編成―「改革派知事」の一人として、目ざましい成果を挙げる片山善博鳥取県知事。彼はどのような政治手法を用いて、改革を実現していったのか。片山県政を間近でウォッチングしてきたジャーナリストがその秘密に迫る渾身のレポート。「改革のモデルケース」として、これからの地方政治のあり方についての示唆に富む一冊。
目次
第1章 「情報公開は精神衛生にいい」
第2章 負の遺産の相続放棄
第3章 県議会とのあつれき
第4章 “エイリアン”、知事になる―その人物像
第5章 鳥取県西部地震と防災対策
第6章 国との摩擦
第7章 進む財政改革―脱どんぶり勘定宣言
第8章 職員との関係
第9章 ほころび
終章 片山県政のゆくえ
著者等紹介
田中成之[タナカシゲユキ]
1972年、東京都生まれ。横浜市立南高校、早稲田大学法学部を卒業後、1996年に毎日新聞社入社。大津支局を経て、1999年6月から2003年4月末まで鳥取支局に配属され、県政などを担当。2003年5月から東京本社政治部に勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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