女の生、男の法〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 324,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000224147
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0032

出版社内容情報

著者は、セクシュアル・ハラスメントの法理を開拓し、それを性差別として理論化した立役者であり、反ポルノや女性に対する暴力防止の最前線で活躍する、フェミニズム思想史上、最大の貢献をしてきた法学者である。下巻では、人種や性的リベラリズムに関わる論争的な問題を取り上げ、性差に関わる不平等について理論と実践の観点から筆鋒鋭く考察。さらにポルノグラフィを性的不平等と女性に対する暴力の観点から批判的に論述する。

内容説明

人種、道徳、教育、メディア、歴史、そしてポルノグラフィ―さまざまなテーマと論争を通じて明らかにされる「新しい平等理論」の射程。マッキノン、待望の論文集の続巻。

目次

第2部 セクシュアリティ、不平等、言論(理論と実践―ジェンダー、人種、リベラリズム(実践から理論へ―白人女性とは何者なのか?;批判的人種理論とフェミニズム―反「本質主義」の罠;「非現実的な忠誠からの解放」―ロナルド・ドゥウォーキンの道徳的憲法解釈 ほか)
性的不平等としてのポルノグラフィ(名誉毀損としてのポルノグラフィ、差別としてのポルノグラフィ;ポルノグラフィ、左と右、沈黙から沈黙へ―アメリカにおける女性に対する暴力 ほか))

著者等紹介

マッキノン,キャサリン[マッキノン,キャサリン][MacKinnon,Catharine A.]
1946年生まれ。米国ミシガン大学ロースクール教授。法学者、弁護士。憲法および国際法における性の平等理論で高い評価を獲得。フェミニズム法学理論の第一人者として知られる。弁護士としてセクハラ裁判、国際的な女性の人権擁護にも積極的に取組み、理論と実践の両面で活躍

森田成也[モリタセイヤ]
1965年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修了。駒沢大学非常勤講師。理論経済学

中里見博[ナカサトミヒロシ]
1966年生まれ。名古屋大学大学院法学研究科修了。福島大学行政政策学類准教授。憲法学

武田万里子[タケダマリコ]
1957年生まれ。早稲田大学大学院法学研究科修了。津田塾大学国際関係学科教授。憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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