出版社内容情報
現代人の心に響く詩歌の宝庫『折々のうた』から,365日それぞれのうたを,著者自ら選び抜いた愛蔵版.凝縮された表現に秘められた想いをこまやかな感性で的確に読み解き,言葉の森へと誘う.
内容説明
心に響く日本のうたを日々あじわう愉しみ。
目次
一月
二月
三月
四月
五月
六月
七月
八月
九月
十月
十一月
十二月
著者等紹介
大岡信[オオオカマコト]
1931年静岡県三島市に生まれる。1953年東京大学文学部卒業。詩人
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感想・レビュー
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なお
47
岩波少年文庫の『星の林に月の船』で素敵な詩歌と出会い、もっと味わいたくて『折々のうた三六五日』を手にした。大岡信さんが「朝日新聞」で毎日一作の詩歌作品を取り上げ鑑賞したコラム『折々のうた』。五千八百余回の中から一年三六五日に配してまとめられ、古代から現代までの和歌、短歌、俳句の他に古歌謡から近世歌謡まで心に響く作品が載る。言の葉の調べは美しく、時に鋭い。戦時下の兵士や家族の思いを吐露する歌が胸を刺す。「うらやまし思ひ切るとき猫の恋 越智越人」「核弾頭五万個秘めて藍色の天空に浮くわれらが地球 加藤克巳」 2024/04/28
燃えつきた棒
30
母に読ませたいと思って手に取ったが、解説の字が小さすぎて、断念した。 開いてみて再読であることに気づいたが、丁度良い癒しになると思って読んでみた。 2019/01/01
skr-shower
2
総集編の扱い?やはり口ずさみやすい歌が本来の形なんだろうな。梁塵秘抄は聞いた事があったが、隆達小歌や神楽歌は調べた事がないなぁ。2020/03/08