演劇VS.映画―ドキュメンタリーは「虚構」を映せるか

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演劇VS.映画―ドキュメンタリーは「虚構」を映せるか

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000222884
  • NDC分類 778.7
  • Cコード C0074

出版社内容情報

話題のドキュメンタリー『演劇』二部作を完成させた気鋭の映画作家が,その制作秘話,虚実のあわいに浮かぶ演劇の魅力,現代社会と演劇の関係について鋭く考察.映画の被写体である劇作家・平田オリザと劇団青年団の俳優・スタッフに加え,岡田利規,ライムスター宇多丸ら,

内容説明

『選挙』『精神』『Peace』と続々話題作を生み出している想田監督が次なる被写体としたのは、平田オリザ率いる劇団・青年団。気鋭の映画作家はこの「プロの演劇集団」とどう格闘したのか?四年に及んだメイキング過程を明かす書き下ろしに加え、豪華メンバーとの対話を掲載。ドキュメンタリー論の新たな地平を開く。

目次

第1幕 映画『演劇』に至る道
第2幕 「ありのまま」の入れ子構造
第3幕 編集で紡ぎ出される「リアル」
第4幕 観察映画が四つに組んだ「過剰さ」―対談 宇多丸(ライムスター)
第5幕 虚構を支える技術―鼎談 岩城保、杉山至
第6幕 俺、こんなには働いてないでしょう?―対談 平田オリザ
第7幕 青年団で演じる―座談会
第8幕 この仕事が好きなわけ―対談 岡田利規

著者等紹介

想田和弘[ソウダカズヒロ]
1970年栃木県足利市生まれ。東京大学文学部卒業後渡米、ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアルアーツ映画学科卒業。93年からニューヨーク在住。NHKなどのドキュメンタリー番組を40本以上手掛けたのち、台本・ナレーション・BGM等のない、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの手法で『選挙』(2007)を完成させる。同作は世界200カ国近くでテレビ放映され、アメリカでは優秀なテレビ番組に与えられるピーボディ賞を受賞、各地の映画祭でも高い評価を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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治野

2
「演劇vs.映画」というタイトルがよくわかる内容だった。演劇が気になる。人は常に何かを演じている、というのも本当に考えたいテーマだと思う。2020/09/09

まさやん80

1
想田和弘監督の「演劇1,2」は5時間を超える長編ドキュメンタリーだが、とても面白かった。ということで、そのドキュメンタリー制作の過程を追った制作ノートである本著を読んだが、こちらもとても刺激的。映画の面白さは、青年団主催者の平田オリザという個人に関わっているところが大きいのだが、本著を読むと、映画ではすくいきれなかった平田以外の様々なことが浮かび上がってくる。 想田さん自身がすごくロジカルな人なので、自分の撮った映像を元に色んな考察を投げかけてくるのも面白い。 もう一度映画を見たくなる。2019/09/19

no_hi

1
「観察映画」というと、単により客観的にドキュメンタリーを撮る方法と思ってしまうが、観察を通して気づいた現実を、編集を通して主観的に表現する方法だ。この本と映画に関して言えば、平田オリザが繰り返し語る「人間は演じる生き物である」というテーゼが加わり、「一体自分の撮っているものはなんなのか?」という自問とともに、それがより重層的に語られる。また、想田と平田オリザ、スタッフ、俳優等との対談では、想田が違った切り口で繰り返し語る部分が多くあり、想田の考えや感性が理解する材料としてとてもよかった。この本を読むことで2015/08/10

tomdam

1
仕事は楽しいがいちばん。芸術を公共に認めてもらうのは何ともはや難しい。演劇も映画も底が見えない。面白い。虚構2012/10/30

mutou_tsusato

0
映画を観ていたので、パンフレット気分で読む。対談では、ライムスター宇多丸のものとチェルフィッシュ岡田利規のものが興味深かった。前者は、俳優に「この前、別の映画で死んでたじゃん」などと突っ込まない不思議について。後者は、平田オリザの劇はリアルだと言われるが、よくよく見ると演劇的なわざとらしさがあるという趣旨の指摘について。想田監督自身、観察映画の枠からはみ出ようとしているあたりには、芸術表現の可能性や、つかみきれなさがあると思った。2016/09/03

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