延安リポート―アメリカ戦時情報局の対日軍事工作

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  • サイズ A5判/ページ数 864,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000222716
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C3022

内容説明

八路軍の対日心理戦争を学ぼうと延安を訪れたアメリカ軍事視察団。野坂参三と日本兵捕虜が取材に全面協力した。これはアメリカ側の報告書である。

目次

延安旅行―概要
八路軍による対日心理戦争の進展
「敵軍工作の目的と方針について」譚政
日本人民解放連盟が作成したビラのサンプル
良いビラの書き方
日本で禁止された流行歌
日本における心理戦争の標的に関する概略的分析
岡野進伝記ノート
日本共産党ノート
日本共産党の計画―岡野進の見解〔ほか〕

著者等紹介

山本武利[ヤマモトタケトシ]
1940年生まれ。一橋大学商学部卒。早稲田大学政治経済学部教授

高杉忠明[タカスギタダアキ]
1952年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。神田外語大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

15
アメリカの情報機関が中共の根拠地延安に要員を派遣し、中共の敵軍工作部から情報戦やプロパガンダを学んだ所謂デキシー・ミッションの全貌。1944年から45年にかけての71本のミッション報告書全文が記載。八路軍による日本人捕虜の扱いや前線での宣伝工作、効果的なビラの文言や挿絵のノウハウなど細微に至る。とりわけ岡野進(野坂参三)を中心とした日本人民解放連盟と日本労農学校の具体的な活動内容は、あまりの生々しさに頭がクラクラした。◆報告書にある八路軍の行動などは、中共が逆にこれをプロパガンダに利用した節もうかがえる。2019/01/04

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