出版社内容情報
大量の未整理資料の中から,講義ノートや草稿類を中心に,戦前戦中の著述活動や以後の思考過程を辿れるものを編集.野間宏・高安国世・下村正夫らとの往復書簡は相互の思想形成の過程を探れる貴重な資料.著作集の索引を付載.
内容説明
新発見の自筆原稿や研究ノート、著作集未収録の小論・エッセイなど25点。また下村正夫・高安国世・野間宏らとの間で交わされた書簡194通を収録。初公開のものが大部を占めるこれら諸資料は、戦後の社会科学を作り上げた世代の知の営為を伝えるとともに、内田義彦の学問と人生に新しい照明をあてる。著作集全巻の索引を付載。
目次
論稿(戦中の学問的模索;戦後の再出発と『経済学の生誕』;高度成長の日本資本主義批判;闘病体験と新たな社会認識)
書簡―内田義彦と甲南の仲間たち
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