ルポイチエフ - 福島第一原発レベル7の現場

個数:

ルポイチエフ - 福島第一原発レベル7の現場

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月25日 13時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000221948
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

放射能汚染のなか,原発事故の現場で作業にあたる原発作業員が「イチエフ」と呼ぶ福島第一原発.なお改善されない劣悪な労働環境.横行する違法派遣・請負,労災隠し.危険手当さえ,ピンハネされる.それでもなぜ,彼らは働くのか.「誰かがやらなければいけない仕事」にあたる作業員数十名の肉声を伝える.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

75
福島第一原発事故処理のために今も日々大勢の人たちが作業に携わっている。防護服を着ても放射線の強い場所ではほんの短時間しか作業が出来ないという。それでも普通では考えられない量を被爆している。また危険な作業に従事しているのはほとんどが低賃金の下請けということ。それが7次下請けまであり元請けはその存在すら把握していないようだ。名も知れぬ労働者はオリンピックに膨大なお金が使われることをどう思っているだろう。月に数日の仕事で多額の給料を貰う天下りした人たちをどう思うだろう。作業員にもっと陽が当たってほしい。図書館本2017/02/23

かいゆう

28
安全管理のあまりの酷さに驚く。というより、管理していないと言っても過言ではないくらい。あの過酷な現場でかなりの危険を請け負うのだから、それなりの保証や安全の確保がされるべきなのに。元請け、下請け…と続く構造が、被曝管理の意識の薄さや賃金、労働環境などを悪化させている感じ。報道されなくなったが、今も作業は続いているはず。安全管理はきちんとされているだろうか。2017/04/25

壱萬弐仟縁

20
ハロワに原発求人はどう出ているのかと思う。アンダーコントロールは何をもってそう言わしめたか。生々しい水素爆発の描写。警察も住民には飲酒運転とかいう楽観に対して、「そんなこと言ってる場合じゃないんです!」(23頁)と語気を強めて説得。2011年12月4日の場合、汚染水が海に流れた150ℓでストロンチウムなど260億ベクレルと推計、濃度は基準の100万倍(81頁)。ノットアンダーコントロールである。下請のピラミッド構造(第4章)。偽装請負、違法派遣の常態化。次世代が停電(ブラックアウト)してしまってはならぬ。2014/01/17

ゆぎ🖼️

18
イチエフとは福島第一原発でカタカナ表記が海外のイメージで手にとって読んでいた。元から資源に乏しいのは明らかだけど、狭い列島に煌々と電気を供給しながらエコノミックに発展してきただけに事件の収束に余裕ないというか、原始的かつずさんな扱い。2020/10/17

kotte

14
福島第1原発事故の現場では下請け、孫請けその下まで。何層にもわたって搾取の構造が存在します。福島第1原発事故収束のために奮闘してくださる皆様にふさわしい待遇が提供されることを切に願います。私は過去から原発労働においてはピンハネが問題となっていることは知っていましたが、ここまでとは思いませんでした…。福島第1原発の状況は国家の存続を左右します。そこで働いてくださる原発労働者の問題はもっと社会で認識されるべきですね。2017/03/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5417538
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。