内容説明
揺らぐ「生老病死」―現代とはどんな時代か。等身体の生命観と人類の未来図をどう描くか。さまざまなバックグラウンドをもつ論客たちが縦断無尽に語る白熱の講義録。
目次
第1部 「いのち」をめぐる現在(生体移植、脳死・臓器移植;遺伝子操作、生殖医療;優生思想と自己決定権)
第2部 人類史のなかの「いのち」(ウイグルの視点、チベットの視点;『医心方』の倫理観、神道の自然観;宗教と医学の間)
第3部 「いのち」の同時代史のために(「いのち」の闇;揺らぎのなかの「いのち」;「いのち」の構築)
第4部 われわれはいまどんな時代に生きているのか(座談会)
著者等紹介
高草木光一[タカクサギコウイチ]
慶應義塾大学経済学部教授。1956年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学経済学部助手、助教授を経て、2001年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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