往復書簡 いつも香港を見つめて

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往復書簡 いつも香港を見つめて

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000221658
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

「返還」十年、香港はどう変わったか。バブル崩壊後十五年、東京はどこへむかったか。街角の飲食から映画、文学まで、アジアの二大都市の現在と未来を、香港文学の第一人者と日本の比較文学学者が論じあう。記憶と旅立ちが鏡のように向かい合う、書簡による新しい批評の試み。

目次

女王陛下とブルース・リー
変わりゆく日本イメージ
母語と料理
香港の食べ物
島とフェリーボート
盛り場の再開発
旺角と新宿を比較する
アジア文学のために
エズラ・パウンド計画
夕陽と詩歌の外
皇帝と国家に抗して
新しい眼鏡を買う
食べ物の言葉
往復書簡を終えて

著者等紹介

四方田犬彦[ヨモタイヌヒコ]
1953年生まれ。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。ソウルの建国大学をはじめ、ボローニャ大学、コロンビア大学などで客員研究員・客員教授を務め、現在は明治学院大学教授として映画史を講じている。映画、文学、都市論、料理、漫画、音楽と、幅広い領域で批評と研究活動を行う。『映画史への招待』(岩波書店)でサントリー学芸賞を、『日本のマラーノ文学』『翻訳と雑神』(ともに人文書院)で桑原武夫学芸賞を受賞した

也斯[イェース]
1949年生まれ。本名梁秉鈞。十代から詩作をはじめ、香港バプティスト大学を卒業後、ジャーナリストとして活動。詩のほかに小説、評論、翻訳などの著述活動に入る。カリフォルニア大学で博士号を取得(比較文学)。現在は小説家、批評家、詩人、写真家として活動する一方、嶺南大学教授として比較文学、創作講座を講じている

池上貞子[イケガミサダコ]
1947年生まれ。現在、跡見学園女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しんい

7
日本側?著者の四方田さんは著書150冊の著名な方のようだが、失礼ながら今回始めて読む。比較文化論の学者さんのようだが、多才な方。詩人らしい也斯さんも、香港の大学の先生で、もう壮年だったため大学の事務仕事(学内政治)に音を上げているのがよく伝わってきた。香港がいまの状況になって、その端緒は2000年代にすでにあったのだよな、ということも感じた。2021/11/14

鬼山とんぼ

5
2008年刊。演劇・映画評論をメインとして現代作品と古典のクロスオーバー感を重視する、日本と香港の評論家による往復書簡の形式をとっているが、お互いに先人たちに対する敬意や哀悼の表明になったり文化時評になったり、一種の文芸紀行文というか、一口に言い表せない作品となっている。同言語同士だったら対談の形式になっていただろうが、この二人とも、ポップな作品を綿密に追いかけているくせに、見落とされがちな古典や中小国の作品を拾い上げるのにも命を懸けている奇特な御仁なので、むしろこの形式の方が読者は焦点を合わせやすい。2020/11/15

ori

2
話題は香港だけでなく韓国や外国の話だったりと様々。それにしてももはや懐かしいと感じてしまう、ここで書かれてることが。2008年出版だけど今読むと、現在の日本と香港それぞれが抱えてる問題はもうこの時に芽が出てるんだなあと気づく。2021/06/17

takao

1
ふむ2018/01/27

hajime_china

1
東京、香港いずれも僕の憧れの町。住みたい町。僕にとっての魅力は、どこまでも変貌する都市の中に息づく人間臭さか。。。「TOKYO」「Hong Kong」響きもいい。(最近、ブラタモリを見ていてもそう思う)2012/02/03

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