出版社内容情報
アメリカ分断の起源はどこにあるのか。アメリカの歩みを、一一ものネイション(独自の地域文化圏)の分断と相克の歴史として描くユニークな歴史書。現在の深刻な亀裂を考える上でも示唆に富む。上巻は独立革命後まで。
内容説明
北米の歩みを、11のネイション間の分断と相克の歴史として描くユニークな歴史書。上巻では、植民地時代から独立革命後までを扱う。どのような地域文化圏が植民地として作られたのか。統一を欠いたまま発展していった諸ネイションは、なぜ一緒に国家を建設したのか。その斬新な歴史解釈は、現在の合衆国の深刻な亀裂を考える上でも示唆に富む。
目次
第1部 起源―一五九〇年から一七六九年まで(エル・ノルテの創設;ニューフランスの創設;タイドウォーターの創設;ヤンキーダムの創設;ニューネザーランドの創設 ほか)
第2部 ありそうもない同盟―一七七〇年から一八一五年まで(共同の闘争;六つの解放戦争;独立か革命か;北方の諸ネイション;最初の分離運動)
著者等紹介
ウッダード,コリン[ウッダード,コリン] [Woodard,Colin]
1968年生。シカゴ大学大学院修了。歴史家・ジャーナリスト
肥後本芳男[ヒゴモトヨシオ]
同志社大学グローバル地域文化学部教授。アメリカ史
金井光太朗[カナイコウタロウ]
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。アメリカ政治史
野口久美子[ノグチクミコ]
明治学院大学国際学部准教授。アメリカ史・先住民研究
田宮晴彦[タミヤハルヒコ]
水産大学校水産流通経営学科准教授。アメリカ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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