内容説明
アメリカ史を、自由というキーワードで通観した名著の待望久しい全訳。政治的自由、経済的自由、市民的自由、精神的自由の四つの側面を、その意味、それを可能にした社会的条件、それを享受しえた人々と享受しえなかった人々、の三つの観点から追求する。上巻は植民地時代から革新主義時代まで、下巻はそれ以降現代まで。
目次
第8章 市民的自由の誕生
第9章 ニューディールと自由の再定義
第10章 自由のための戦い
第11章 冷戦期の自由
第12章 六〇年代の自由
第13章 保守的自由
著者等紹介
フォーナー,エリック[フォーナー,エリック][Foner,Eric]
1943年生まれ。コロンビア大学およびオックスフォード大学卒。R.ホーフスタッターのもとで博士号取得。現在、コロンビア大学教授。南北戦争期を中心に、奴隷解放の意味を問う研究で優れた業績を残す。現代アメリカを代表する歴史家の一人
横山良[ヨコヤマリョウ]
1945年生まれ。神戸大学教授。アメリカ政治文化史
竹田有[タケダユウ]
1947年生まれ。奈良教育大学教授。アメリカ社会労働史
常松洋[ツネマツヒロシ]
1949年生まれ。京都女子大学教授。アメリカ社会史
肥後本芳男[ヒゴモトヨシオ]
1959年生まれ。同志社大学教授。アメリカ社会文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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