渥美清の肘突き―人生ほど素敵なショーはない

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  • サイズ B6判/ページ数 340,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000220422
  • NDC分類 912.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

著者の親友である渥美清は、一緒に観劇している舞台が面白くないと腕を軽く肘で突いてきた。外へ出ようという合図だ。会場を出た後の雑談こそ至福のときだった──。渥美清やクレージーキャッツをテレビの世界に引き入れ、三谷幸喜に劇作家を志させ、夏目雅子の最初で最後の舞台を演出した鬼才が、戦後大衆文化の生き証人として知られざるエピソードの数々を活写する。

内容説明

本書は、渥美清やクレージーキャッツをテレビの世界に引き入れ、越路吹雪にテレビ一人芝居をさせ、三谷幸喜が演劇を志すきっかけをつくり、夏目雅子の最初で最後の舞台を演出した鬼才の貴重な自伝である。戦後焼け跡からの出発、昭和二十年代の東京を駆け抜けた青春、テレビ草創期のエピソードと創造の舞台裏、数々のスターの素顔と交遊、そしてコメディやミュージカルへの熱い思いを軽妙な筆致で綴る。

目次

第1章 パンのみにて生きるにあらず―昭和二十年代の青春
第2章 生まれたてのテレビとともに―渥美ちゃんがいた
第3章 ドラマ、バラエティ、ハプニング―ナマほど素敵な番組はない
第4章 ミュージカル「ショーガール」誕生―テレビから舞台へ
第5章 「エンターテインメント」への思い
特別対談 「コメディ」を見たい、つくりたい!(三谷幸喜;福田陽一郎)

著者等紹介

福田陽一郎[フクダヨウイチロウ]
1932年東京生まれ。脚本家・演出家。1957年、東京大学仏文科卒。草創期の日本テレビに入社し、ディレクター、脚本家として「男嫌い」「四重奏」等のドラマから「木島則夫ハプニングショー」「すばらしい世界旅行」等のバラエティまで、あらゆるジャンルの番組を手掛ける。1972年にフリーとなり、数々の舞台、テレビドラマ脚本を執筆、また「ショーガール」「シューズ・オン!」をはじめとするオリジナルミュージカルを演出し、日本に良質の「エンターテインメント」を定着させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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