感想・レビュー
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衛府蘭宮
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フリードリヒ2世の死からイタリア戦争・帝国改造・ルイ11世までの古い発展段階的？な通史。面白かった。現代の日本の研究者なら手を出す勇気がないであろう、中世西ヨーロッパの包括的な政治史ですね。知らんけど。2022/06/14
阿蘇の史（さかん）
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Friedrich IIの死（13世紀半ば）から15世紀末頃までのヨーロッパ史．西洋中世世界は法王権と皇帝権を焦点とする楕円構造を持つって言われるけど，その構造が崩壊していくとともに，各国で従来の封建制度が近代的な王政に変質していく過程が描かれている．中心はあくまで政治史で，社会史，文化史，宗教史などはほとんど扱われていない．やや説明不足なところがある（例えば「不入権」や「等族」といった概念が説明なく出てくる）のと，註がないのが残念．★★★☆☆2019/05/23
