出版社内容情報
ローマ帝国を「古典古代」「地中海世界」の視角から解き放ち、西アジアとの共時性やつながりを重視しつつ「帝国」としての実像を探究。両地域の双方向的な政治史はもちろん、都市や生活のあり方、被支配者やマイノリティの主体性、文化・世界観の多彩で選択的な「翻訳」、ユーラシア規模での経済活動の実態など、最新の知見で活写する。
内容説明
ローマ帝国を「古典古代」「地中海世界」の視角から解き放ち、西アジアとの共時性やつながりを重視しつつ「帝国」としての実像を探究。両地域の双方向的な政治史はもちろん、都市や生活のあり方、被支配者やマイノリティの主体性、文化・世界観の多彩で選択的な「翻訳」、ユーラシア規模での経済活動の実態など、最新の知見で活写する。
目次
展望(ローマ帝国と西アジア―帝国ローマの盛衰と西アジア大国家の躍動)
問題群(ローマ帝国の支配とギリシア人の世界;ローマ帝国と対峙した西アジア国家―アルシャク朝パルティアとサーサーン朝;古代世界の経済とローマ帝国の役割)
焦点(西アジアの古代都市;ローマ帝国社会における女性と性差;ローマ帝国時代の文化交流;「古代末期」の世界観;内なる他者としてのキリスト教徒;三世紀の危機とシルクロード交易の盛衰)
コラム
著者等紹介
大黒俊二[オオグロシュンジ]
1953年生。大阪市立大学名誉教授。イタリア中世史
林佳世子[ハヤシカヨコ]
1958年生。東京外国語大学学長。西アジア社会史・オスマン朝史
南川高志[ミナミカワタカシ]
1955年生。京都大学名誉教授・佛教大学歴史学部特任教授。古代ローマ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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