出版社内容情報
子どもを取り巻く環境や子ども同士の関係が大きく変化する中、子どもの発達をどう支えるべきかを問う。
内容説明
子どもも、大人も育ちあえる社会を目指して。少子化の進展、貧困家庭の増加、ネットの発達…いま、子どもの発達をどう支えるか。実態を検証し、問題を提起。
目次
1 乳幼児・児童期の子どもの育ちと、子育ての課題(現代における親子・家族関係と乳幼児期からの保育;遊びを通した子どもの協同性の育ち―他者といかに生きているか;発達格差の中の子どもたち―保育と文化資本の観点から)
2 児童~青年期における対人関係をめぐる課題(ネット・メディアと仲間関係;いじめ問題と子ども主体の対策―学校における関係内攻撃の病理への対処;心理臨床からみえてくる思春期の子どもたち―おとなたちにできること)
3 子どもの育ちへの理論的視座(子ども論の生命論的転回のほうへ―対称性の知性を育む生成‐発達論;教育関係の存在論―共存在と超越性;発達障害からみる現代の教育と発達論)
著者等紹介
秋田喜代美[アキタキヨミ]
1957年生。東京大学大学院教育学研究科教授。教育心理学・授業研究・保育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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