出版社内容情報
特定の意図・政策に基づき、ある時点で人為的に創設されたものこそが法だとの観念は、近代に至って生まれたものである。こうした法観念の生成の経緯をたどりつつ、国際法、知的財産法、情報法、EU法、中国法などがどのように生成されてきたのか、現代における具体的な法の生成と創設のあり方を検討する。
内容説明
特定の意図・政策に基づき、ある時点で人為的に創設されたものこそが法であるとの観念は、近代に至って生まれたものである。こうした法観念の生成の経緯をたどりながら、国際法、知的財産法、情報法、行政法がどのように生成されてきたのか、現代における具体的な法の生成と創設のあり方と、EU、アメリカ、中国など海外の動向を検討する。
目次
1 法の生成(権利の機能序説;客観法と主観的権利;通常法と根本法―M.ラフリンの問題提起を踏まえて)
2 現代法の生成と創設(国際法の生成と創設―国際法資料から国際法規範へ;知的財産法の生成と創設;「情報法」の成立可能性;法治国原理の進化と退化?―行政法における違法概念の諸相)
3 海外の動向(EUにおける法形成―EU立法手続の制度設計;アメリカ合衆国における法形成;中国における法形成)
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