出版社内容情報
九世紀末以降,摂関政治がはじまり律令国家から王朝国家へと転換して,日本が大きな変化を遂げていく時代の様相を描く.
内容説明
摂関政治がはじまる平安中期以降。様々な制度・秩序が改編され、宗教や文化が新たなすがたを現わし、進展してゆく時代の流れを描く。
目次
摂関政治と政治構造
財政の再編と宮廷社会
受領の支配と在地社会
平安京の展開と都市の生活
「唐風文化」から「国風文化」へ
古代の裁判と秩序
北宋・遼の成立と日本
平安仏教の展開と信仰
摂関・院政期の宗教儀礼と天皇
律令国家と夷狄