岩波講座 東南アジア史〈4〉東南アジア近世国家群の展開

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  • サイズ A5判/ページ数 313p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000110648
  • NDC分類 223
  • Cコード C3322

出版社内容情報

17世紀の交易の時代と19世紀の植民地の展開に挟まれた時代が,現代の国家の枠組みを決定し,伝統的な社会構造の基盤を生み出した.本巻ではこの18世紀を,国家統合の形態,地域の活性化,社会の変化から考える.

内容説明

交易の時代と呼ばれた一七世紀、植民地支配が本格的に展開された一九世紀。このはざまにあった東南アジアの一八世紀が、現代の国家の枠を決定し、伝統的とよばれる社会構造の基盤を生み出した。本巻では今注目される一八世紀の意義を、国家統合の形態、地域の活性化、社会の変化の視点から考える。

目次

1 地方の時代(東インド会社のジャワ島支配―最初の人を最後に;西インドネシアの展開―海域世界の活性化と地域統合;海域東南アジア東部―「海の領主」、交易商人、海洋民;ラーオ語年代記の「世界」―「ウェイチャン年代記略述本」の紹介として;ポスト・アンコール)
2 華人の世紀(マレー半島の華人港市国家;ハーティエン;島嶼部「華僑社会」の成立)
3 広域歴史圏(トンブリー朝の成立;コンバウン朝の成立―「ビルマ国家」の外延と内実;タイソン朝の成立)

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