出版社内容情報
医学は日々発展し,膨大な知見が蓄積され,診断や治療法のみならず,病気の捉え方までもが大きな変貌を遂げてきました.この講座は,学界の英知を結集し,医学に携わる上で,病気を理解する上で欠かせない最新の基礎知識を厳選して明快に解説するものです.従来の枠組みにとらわれない,新たな基礎医学の体系を提示します.
内容説明
本書は生理的老化と病的老化を起こす遺伝子産物と分子生物学的作用、これらに参加ストレスや栄養などの生活習慣がどのように関わるかについて現代的なトピックスを中心に展開している。
目次
第1章 老化とは
第2章 老化と酸化損傷
第3章 老化と細胞周期制御・テロメア制御
第4章 早老症候群遺伝子とタンパク質
第5章 個体老化―Klothoマウスの老化機構
第6章 脳の老化とアルツハイマー病
第7章 高脂血症
第8章 高血圧
第9章 糖尿病
第10章 肥満
第11章 更年期障害