• ポイントキャンペーン

岩波講座 現代数学の展開〈9〉代数解析概論・Fermat予想1

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 2冊/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000106597
  • NDC分類 410.8
  • Cコード C3341

出版社内容情報

350年目にして解決されたというフェルマーの大定理の証明とはどんなものか.日本人で3人目のフィールズ賞に輝いた森重文さんの双有理幾何学とは何か.最先端の数学の魅力を臨場感溢れる筆致で綴る.新しい考え方が次々と生まれ,物理など他分野とも新たな接点を切り開く,生き生きとした現代数学の特質を明快に理解できる.

内容説明

本書では、まず第1冊目で、D‐加群の理論を紹介する。続いて、第2冊目では、P.Fermatが彼のもっていた本の余白に書き残した「3乗数は3乗数2つの和にならないし、4乗数は4乗数2つの和にならない。一般に2より大きい巾についてはいつもそうである。私はこのことのすばらしい証明を発見した。しかしこの余白はそれを書くには狭すぎる。」という証明を解説する。

目次

代数解析概論(D‐加群の簡単な性質;特性多様体;D‐加群の構成法;D‐加群の函手的性質 ほか)
Fermat予想 1(あらすじ;楕円曲線;保型形式;Galois表現 ほか)